PLDD手術に適している方

  • リスクは避けたい
    椎間板ヘルニアで手術が必要と診断されているが、手術のリスクを避けたい方。
  • 改善しない
    腰痛など症状の範囲が限られているが、既存の治療で改善しない方。
  • 可能性の探求
    リスクの大きい手術を受ける前に、安全なPLDDによる治療効果の可能性を探りたい方。
  • 費用が不安
    他の医療機関でPLDDを受けようと思ったが、適応診断、価格面で不安が残っている方。

坐骨神経痛と診断された方々も治療効果が期待できる場合があります。
治療担当医にご相談下さい。

  • 腰~臀部~大腿外側後面にかけて(足先まで)しびれ、痛みが持続している。
  • 坐骨神経痛に悩まされている。
  • 頚椎周囲の痛み、肩凝りで悩んでいる方。
  • 上肢のしびれがある方。
  • 医療機関を受診し硬膜外ブロック治療や鎮痛処置(内服、理学療法など)を受けても症状が改善しない。

泉ドクターのQ&A

患者さんからこれまでにいただいた「生のお問い合わせ」を内容別にQ&Aページにまとめました。

 
Q【日帰り手術について】【PLDD手術適応について】

年齢:30~39歳
性別:女性
お住まい:徳島県阿波市

現在椎間板ヘルニアになっており、昨年の11月より、ブロック注射や血管注射(痛み止め)をしたり、内服薬をいただいたりしているのですが、少しずつよくなったかなと思うと、また痛み・しびれがあったりと、職業柄か(保育士)なかなか十分に 回復せず、寝るにも痛みでなかなか寝れない・通勤時間も苦痛になっている状況です。
そこで、先生に椎間板ヘルニアの手術をお願いしたいと思っています。
以下ご回答宜しくお願いいたします。
①住まいが徳島県と東京から遠いため、一回目の受診で手術は可能でしょうか?
②今受診している病院での診断は、椎間板ヘルニアになっている個所の椎間板厚みが5ミリ程度。他のところは10ミリ程度あるようです。治療にあたり、椎間板が出ているところを小ぶりにして、神経に触れないようにするとのことですが、椎間板が薄くなっていても可能でしょうか。
③手術申し込みをしますと、いつ頃になりますでしょうか。
宜しくお願いいたします。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
一般的なこととして、治療の回数、その適否についてはやはり椎間板ヘルニアの状態と症状によって異なります。遠方ですので、まず、画像資料と連絡先を書いたものを当院まで郵送していただき、治療の適否について電話で、直接お話しさせていただいた方がよいと思います。
この事を前提としてお尋ねの件について回答させていただきます。
①遠方の方の場合、上記のような手続きをまず行ってもらい、治療の適応があった場合、治療日を決めて来院していただいております。 もし、先に資料を送ることが難しい場合は、上京に合わせて当院の提携検査施設にてMRIなどの検査後、来院していただき、適応があればその日に治療することも可能です。
②椎間板の幅が狭くなっている方の場合、効果が出にくいことがありますが改善していらっしゃる方も沢山おられますので治療は可能です。
③順番通りで予約を入れますとそれなりにお待ちいただきますが適宜、緊急的に対応することも可能です。
他に何かご不明な点がありましたら気軽にお問い合わせください。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :40~49歳
性別 :男性
お住まい:東京都港区

初めまして。 ご連絡致します。
私の母(80)の病気でご相談申し上げます。
病名は、脊柱間狭窄症です、かなり足のしびれがあり、歩くことも困難です。 この様な病気でも、レーザー治療は可能でしょうか 宜しくお願い致します。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
一般的なこととして、
通常、脊柱管狭窄症に対しては椎間板のレーザー治療の適応はありません。
ただ、脊柱管を”狭窄”(狭く)している原因の一つに椎間板ヘルニアがあるようであれば、効果を出せる可能性はあり実際に治療を受けられて効果を体感されておられる方は沢山います。
まず、画像資料と連絡先などを書いたものを当院まで郵送していただき、治療の適否について電話で、直接お話しさせていただいた方がよいと思います。当院の提携検査施設にてMRIなどの検査後、来院していただき診察させていただきます。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :20~29歳
性別 :女性
お住まい:東京都三鷹市

二年くらい前に首の痛みが出てきたため大学病院へ行き、診察結果は首のヘルニアのようだと診断されました。
病院の先生が「そんなに大きくないので手術の必要はない。治療法もない。」と言っていました。
しかし、夜になると毎日痛みが出てくるため熟睡ができません。それにとても悩んでおり、ちょうど番組を見てから手術のことを考えています。
初めて手術をするので少し不安もありますが、私の首ヘルニアの場合PLDD手術は難しいでしょうか?
泉先生お忙しいところ申し訳ありませんがご回答いただければ幸いです。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。一般的なこととして、腰椎と頚椎の治療について比較した場合に頚椎の椎間板ヘルニアの方が多少、難易度、危険性が上がります。
ただ、治療がとても難しいということではないので適応がある椎間板ヘルニアであれば十分安全に治療を行うことが可能なのではないかと思います。
ただ、治療の適否、効果がどの程度出るかなどについてはやはり椎間板ヘルニアの状態と症状によって異なります。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :60~69歳
性別 :男性
お住まい:埼玉県北本市

15年前に椎間板ヘルニアの手術をしました。
ここのところ、坐骨神経痛の痛みを感じ、歩くのも、30メートがやっとで、仕事に支障を来しています。現在、2つの病院に通っています。MRIの結果、すべり症と診断されています。
椎間板ヘルニアレーザー治療は可能なのでしょうか? 可能ならば、どれくらいの時間待ちをすればいいのでしょうか? お願い致します。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
一般的なこととしてすべり症に対してレーザー治療の適応はありません。
ただ、椎体(背骨)のずれに引きずられて椎間板が突出しているようであればレーザー治療によって症状を緩和することができる可能性はあります。
ただ、治療の適否、効果がどの程度出るかなどについてはやはり病状によって異なります。治療の時期についてですが状況により適宜、緊急的に対応することも可能です。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :60~69歳
性別 :男性
お住まい:東京都福生市

こんにちは。 現在ヘルニアで痛みが強く、歩行困難な状態で杖をついてトイレに行くのが精いっぱいの状態です。
整形外科のMRIでヘルニアと診断されました。 糖尿病(ヘモグロビンが7くらい)ですが、手術をして頂けますでしょうか?
昨年9月ごろより痛み出しました。ご返信宜しくお願い致します。

A泉ドクターより
治療の適否については やはり椎間板ヘルニアの状態と症状によって異なります。 移動が困難な方ですので、まず、画像資料と連絡先などを書いたものを当院まで郵送していただき、治療の適否について 電話で、直接お話しさせていただいた方がよいと思います。
この事を前提としてお尋ねの件について回答させていただきますが、 糖尿病があっても治療は問題なく行うことができます。

 
Q【一般的なお問い合わせ】【PLDD手術適応について】

年齢 :40~49歳
性別 :男性
お住まい:東京都足立区

初めてメールさせていただきます。 以前(10年位前)より左腰から左足裏側の張りがあり、坐骨神経痛?に悩まされているのですが、 貴病院で何か治療できる術はありますでしょうか?
アドバイス宜しくお願い致します。

A泉ドクターより
腰痛や、足の裏の張りの原因が椎間板ヘルニアによるものであれば当院での加療は可能だと考えます。 逆に脊椎に異常がないような病状であれば一般的な加療になってしまうと思います。
まずは原因を確かめることが必要なのではないかと思います。

 
Q【PLDD手術適応について】【支払方法について】

年齢 :30~39歳
性別 :女性
お住まい:神奈川県横浜市

TVで拝見してすぐにインターネットで調べてメールしています。保険適応外で50万円とありました。 まだ幼い子供の為に一日でも早く治療をしたいのですが、一括で50万円の支払いが正直難しい状態です。 この治療費は分割でお支払いしていく方法はあるのでしょうか? どうかご検討宜しくお願いします。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。 PLDD治療の適応があるとして回答させて頂きます。
分割払いはローン会社による審査はありますが、それで審査に通れば分割での支払いは可能です。 また、カード払いの場合、カード会社によって分割払いが選択できることもあるようです。
いずれにしてもまず治療の適否について検討させていただいた方がよいと思います。

 
Q【日帰り手術について】【費用について】

年齢 :50~59歳
性別 :女性
お住まい:神奈川県川崎市

私は数年前、腰の椎間板ヘルニアと言われたのですが、痛くなるたびにカイロプラクティックに通ってました。 それでかなり痛みは軽減されました。
それから数年して、今度は首にもヘルニアが出ました、これもカイロに通ってかなり改善されたのですが、時々腰も首も痛くなります。2か所の手術になると思いますが、その場合は1日でできるのでしょうか?

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
PLDD治療の適応があるとして回答させていただきますが、通常、首と腰を同時に治療することはありません。それは、治療によって一時的に椎間板が不安定になることがあり、それが首と腰に1か所ずつだとすると不安定性が増し、症状が悪化する可能性があるからです。
したがって、通常はそれぞれ別の日に少なくとも間隔は1カ月程度あけて行っています。

 
Q【治療効果について】

年齢 :40~49歳
性別 :男性
お住まい:愛知県日進市

私は20年ほどヘルニアと付き合っております。 針治療や整体も通いましたが、通っている間はいいのですがやめてしまうと、よけい悪くなってしまって今は何もしていません。寒くなってか、この頃はとても調子がよくありません。
仕事は屋外にて腰にたくさんの工具をつけておこなっています。 趣味もサーフィンで、こちらも腰にはけしてよくないであろうとおもいながら、かなりいれこんでいます。
長々と書きまして申し訳ありません。
質問ですが、手術をしてからどのくらいでサーフィンや仕事ができるのか、手術をする前に診察していただかなければならないと思うですが、予約はすぐ取れるのか手術の予約もすぐ取れるのか?教えてください。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
治療後の復帰については職種、ヘルニアの状況にもよりますが日常生活上の動作は直後から問題ないことがほとんどです。よほどの力仕事でもない限り翌日からの仕事も問題ありません。
この点については職種と作業内容を具体的に指示していただいた方がよいと思います。
サーフィンについては治療後1カ月程度をみて頂いた方がよいでしょう。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :40~49歳
性別 :女性
お住まい:大阪府泉大津市

私の母75歳、骨粗しょう症、圧迫腰痛、ひざ痛、テレビで椎間板ヘルニアレーザー治療感激しました 。母の腰痛、レーザー治療は可能ですか?
いままでは、手術不可能と、いろんな医療機関で、いわれてきたのであきらめていました。どうにかして、長年の圧迫腰痛、レーザー治療で可能なら、楽にしてあげたいです。よろしくお願いいたします。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
まず一般的な話としてPLDD(椎間板のレーザー治療)は 圧迫骨折など変形性脊椎症に対する治療の適応はありません。ただ、そうした中にも椎間板ヘルニアが含まれていることがあり、加療をすることによって症状が改善できることもあります。
病状を直接確認させて頂かないと何とも言えませんので、MRI、レントゲン、CTなどの画像資料がありましたら画像を確認の上、直接お電話で連絡させて頂きます。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :20~29歳
性別 :女性
お住まい:千葉県鴨川市

まず、ヘルニアの症状に苦しむのは私ではなく義理の父(59才)なのですが、10代の頃に腰を悪くして以来、腰痛に悩みながら日常生活をしていたそうです。(その腰痛の初期の原因は不明だそうです。)
夫婦2人で飲食店を経営しており、立ち仕事が多いです。最近、疲れや長時間立ち続けると足にしびれが出るようになりました。2年ほど前にヘルニアと診断されたようで、町医者(整形外科)と総合病院に通い、それぞれ痛み止めの藥を処方されましたが改善されず、以降特に治療はしておりません。
自営ということや、ヘルニアの手術での脊椎への損傷などが不安で、なかなか入院⇒手術に踏み切れない状態です。そこでPLDD法という手術と治療してくださるクリニックを見つけ、少し前向きになったようです。
やはり実際に目で見て診察していただかなければハッキリ診断はできないとは思います。ですが、こんな長期の腰痛にでもPLDD法は効果があるのか、体格も大きいため気になります。なかなか足が向かない義父のために、少しでも情報を伝えたくご連絡いたしました。義父の身長・体重は分かりませんが、体格はかなり大きめ、身長はそんなに高くありません。
普段からあまり運動はしません。よろしくお願いいたします。

A泉ドクターより
お伝え頂いた内容から推測するに、果たして椎間板ヘルニアだけの病態なのか少し疑わしいような感じもします。慢性的な病状であっても体格が大きくてもPLDDは有効ですが、問題は症状を引き起こしている病態が椎間板ヘルニアかどうかということです。
治療を受けるにしても受けないにしても、まず改善されるべきは体重だと思います。これが椎体(背骨)にかかる一番大きな負担になるからです。次に、姿勢、筋力ですが運動もされないということですので、この点についても問題があるのではないかと思います。
おそらく、こうした基本的な部分が改善されなければ、治療を受けて症状が改善しても再発させてしまう可能性が高くなるだろうと予想されます。
治療の適応となるような椎間板ヘルニアか否かを判断してほしいということであれば、本人が来院されなくても画像資料と症状、症状の推移、連絡先を記載したものを郵送していただければ、確認でき次第こちらから電話でご相談させていただくこともできます。

 
Q【PLDD手術適応について】【MRI画像診断】

年齢 :10~19歳
お住まい:未記載

腰の痛みは11月くらいから痛くなり、前かがみになることが、ほとんど出来ません。後ろにはそれるんですけど痛む所は右の方のお尻の少し上の所です。どっちかと言うとそこから足にかけてしびれる方が辛いです。左足はまったくしびれません。 今は部活をあまりしてないため日常はあまり痛くないです。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
先日、お父様より送って頂いた画像の所見上、背骨の偏りがあり、これも影響してか、腰椎5番/仙椎1番間に中等度の右寄りの椎間板ヘルニアがあります。ただ、椎間板構造は比較的保たれています。
おそらくしびれの原因はこれだと考えられますが、ヘルニア部分が硬くなっているような所見もありこうした病変を当院で行っているレーザーで治療した場合治療効果が得られる可能性は70%前後、症状の発生からの期間が長いため、即効しない(時間がある程度たってからしか効果が得られない)可能性が高いのではないかと予想します。
椎間板ヘルニアは過体重、姿勢の悪さ、筋力の低下・アンバランス、不意な外力などによって発生すると言われています。 MRIの画像上、体重が重いということはなさそうですが、脊椎(背骨)が非常にまっすぐで鉛直方向の加重が下部腰椎に集中する様な姿勢になっているようなので、比較的軽微な動作であっても、腰椎に大きな力がかかってしまいなかなか改善しないのではないかと考えます。 これらを予防するには日常の姿勢に留意し(反り過ぎない、背中を丸く座らないなど)、筋力(特に前方)を強化して少しでも背骨に負担がかかりにくい状態を実現するほかないというのが正直なところです。
取りあえずは以上ですが、何かご不明な点、その他に尋ねたいことなどがありましたらお問い合わせ頂ければ幸いです。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :50~59歳
性別 :男性
お住まい:未記載

両足の膝から下部分にしびれと痛みがあり、ふくらはぎは軽くさわっても痛みますが、腰痛はほぼ有りません。 針治療の医師に脊柱間狭窄症と診断され、何度か針治療や整体を試しましたが、症状は改善されませんでした。
テレビで拝見しましたが、3分で治療が終わり足のしびれが取れたと女性の患者さんが言ってましたが、私のような症状でも治りますか?

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
鍼灸師に脊柱管狭窄症と診断されたということですが、これだと確定診断には至りません。 やはり整形外科、脳神経外科などを受診していただく必要があると思います。
一般的なこととして、椎間板ヘルニアに対するレーザー治療は脊柱管狭窄症には治療適応はありません。ただ、脊柱管を狭窄させている原因として椎間板ヘルニアがある場合は、治療をすることによって症状が緩和されることがあります。

 
Q【PLDD手術適応について】過去にヘルニア手術歴あり

年齢 :50~59歳
性別 :男性
お住まい:千葉県匝瑳市

15年前に、椎間板ヘルニアの手術をしました。2か月前から左足がしびれて、咳がでると腰から左足がいたく 辛い日々が続いています。1月25日に整形外科医院でMRIをとり、4番と5番の間からヘルニアが飛び出ていると診断されました。
15年前は、右足がしびれて4番5番の間のヘルニアを除去したと記憶しています。同じ場所からヘルニアが飛び出る人は、術後10人に、1人位いると聞きました。一度手術をした人もレーザー治療を受けられますか。連絡をお待ちしています。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
手術を受けたことがある方でも治療をすることは可能ですが、治療適応内の椎間板ヘルニアであっても、全く加療を受けたことがない例と比較して治療効果が多少でにくい傾向があります。
それを除けば治療が可能か否かは椎間板ヘルニア自体の問題になります。
まずは受診をして頂き、判断させて頂きたいと思いますがMRI・CT・レントゲンなどの資料を当院まで郵送して頂ければ確認でき次第こちらから電話でご連絡させて頂くことも可能です。

 
Q【治療費用について】

年齢 :30~39歳
性別 :男性
お住まい:千葉県匝瑳市

ヘルニアのレーザー治療(料金)に関しての質問です。
そちらのHPを拝見したところ重症度などで治療に効果がない?できない?といったくだりがありましたが診察の段階で分かるものですか?
治療費が保険適応外で高額とお聞きしましたので、ちょっと心配になります。
レントゲン?MRI?などを行ってから診断されるのかもしれませんが、レーザー治療を受けなかった場合のお支払い例もお聞きしたいのですが・・・。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
一般的に治療の適応の基準というものがあり、突出している形態・形状、大きさ(長軸長、容積)、位置、 周辺(骨、軟骨、靭帯など)組織の状態などによって効果が得られやすいもの、得られにくいものがあることが知られています。
これらをもとにして治療の適否について判断しています。 レーザー治療を受けなかった場合は保険適応内の診療ですので診察料+処方料程度ものになります。

 
Q【一般的なご質問】

年齢 :40~49歳
性別 :男性
お住まい:滋賀県栗東市

椎間板ヘルニアに関しての質問です。
右足の親指からふくらはぎにかけてしびれと痛みが発生したため、病院に行ったところ、椎間板ヘルニアの診断でした。
MRI撮影では、4番と5番の間に出っ張りがあり、神経を圧迫しているとのこと。
医大病院で手術を進められたのですが、家の近くではなかったため、自宅近くの病院を紹介してもらいました。その病院では、すぐ手術しないで経過をみましょう言われています。
医大病院では親指に後遺症が残っているので早くしないと完治しなくなるといわれました。
手術しないのに、こしたことはないですが、3ヶ月しても治らないので、手術を考えています。
手術しても完治しないというのは困りますので、どうしようか悩むところです。
特に歩けないないということはありませんが、親指を上向けに持ち上げるという方向に力がはいりません。 よろしくお願いします。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
椎間板ヘルニアに対する外科的治療の基準として”運動神経障害(動きが悪い、力が入りにくいなど)が存在する場合は外科的治療を早期に行うことが望ましい”というものがあります。
つまり、運動障害が存在した場合、徒に保存的治療に終始すると改善しにくくいということです。 最後の書かれた”親指を持ち上げることができない”というのはまさにこれにあたるわけですが、一般的な判断からすればやはり何かしらの処置(手術を含めて)を早期に行ったほうがよいのではないかと考えます。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :70歳~
性別 :男性
お住まい:横浜市青葉区市

茨城県竜ケ崎市に在住のパソコンを使えない実兄の件で、実兄になり変ってお尋ねします。
過日、テレビ番組、不可思議探偵団で椎間板ヘルニアのレーザー治療を拝見しました。
実兄は、椎間板ヘルニアの手術を受けて、1年ほどになります。首のヘルニアの手術も予定していますが、怖いと言っています。
1.椎間板の術後1年になりますが、いまだに、痛くかばいながらいたわって歩いている状態です。レーザー手術は可能でしょうか。
2.首のヘルニアにもレーザー手術は可能でしょうか。お尋ねします。

A泉ドクターより
1.レーザー手術で治療が可能か否かは椎間板ヘルニアの状態に依ります。手術後、同部位の治療は可能な場合もありますが、症状の責任病変になっているところを再度治療するということだと、通常よりも治療効果は下がります。
2.これについても同様です。 頚椎の椎間板ヘルニアであっても治療は可能ですが、椎間板ヘルニアの状態に依ります。

 
Q【PLDD手術適応について】

年齢 :70歳~
性別 :女性
お住まい:八王子市

医師から第五腰椎変形すべり症と診断されましたがレーザー治療が出来ますでしょうか。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
すべり症は骨の並びの異常なのでレーザー治療で症状を改善することは難しいと思います。ただ、辷(すべ)りに引きずられて椎間板が神経を圧迫している場合もあり、この場合は、その部分をレーザー治療することによって症状を軽減できることもあります。
治療可能なものかどうかを判断してほしいということであれば当院受付まで電話していただき受診予約を取っていただければと思います。

 
Q【一般的なご質問】

年齢 :30~39歳
性別 :男性
お住まい:八王子市

5、6年前より医療機関で「腰椎分離症」と診断され、腰痛を抱えながら生活をしております。この診断時には手術するほどの悪い進行にはなっていないとのことで、うまく付き合っていくようなアドバイスに終始しました。
また近年では、腰の状況と関連しているのか医学的な言及までありませんでしたが、「propriospinal myoclonus(脊髄ぴくつき)」という病気の診断をされました。国内には事例が少ないようです。
この「propriospinal myoclonus(脊髄ぴくつき)」の症状は、腹部が単発的に痙攣するというものです。腰は万年痛い状態なのですが、腰の症状を改善することでこの症状にも良い結果が得られるのではと妄想する日々でございます。
もしこれらの知見がございましたら、お教えいただくとともにお伺いさせてもらえればと思います。どうぞご検討をお願いします。

A泉ドクターより
お問い合わせありがとうございます。
「propriospinal myoclonus」については正直なところ知識が無かったものですから、今までの報告を調べてみました。ただ、これに関して、分離症との関連を示唆する様なものはありませんでした。
一般的に分離症を生じる場所は下部腰椎に多いのですが、もし分離症自体の状態が不安定で無いとすれば、Myoclonusの原因とはなりづらいのではないかと思います。
当院で実施しているレーザー治療は椎間板ヘルニアに対する治療ですので、分離症だけであれば腰痛の改善に効果を出せる可能性はあまりないのではないかと考えます。
分離症の場合、支える力が減ったために起こる筋肉や関節の負担増によって腰痛を生じることがほとんどですので、体重のcontrolや筋力の強化、姿勢の矯正、疲労とためないメンテナンスが必須となります。
この点について改善点があるようであれば、まずそこから始めてみてはいかがでしょうか?